携帯性が高く持ち運びも便利でいつでも気軽にタバコが吸えて、コストパフォーマンスも高く経済的で体への害も少ない電子タバコ。
そんな便利な電子タバコですが、電子機器ならではの『故障かも』と思える状態になってしまう場合も時々ありますよね。
今回はそんな『故障かも』の中でも多い充電できなくなってしまった時のチェックポイントについて、まず見るべきところや対策などを解説していきたいと思います。
すぐ壊れてしまうようなものではありませんが、いざという時のために知っておいて損はないので、電子タバコを利用していたりこれから利用するという方は是非参考にしてみてください。
まず疑うのは自分自身
電子タバコは精密な電子機器ですので壊れてしまう可能性も十分あります。
ですが、普通に使用していて壊れることがないように作られている商品でもあります。
これは電子タバコ以外でもいえることですが、おかしいなと思った時はまず自分が正しく操作できているか改めてチェックしてみることが大切です。
正しく操作しているつもりでもできていない場合もありますし、自分は正しく操作していても他の環境からの影響で不具合が起きている可能性もあります。
電子タバコの場合は機器によっても操作方法が変わってきたりする場合もありますが、それ以外でも疑うべきポイントはいくつもあるので下記に例をあげてみます。
充電できない場合は1つずつチェックしていってみてください。
電源コンセントはささっているか
充電する際に使用する電源のコンセントがささっていなかったり抜けてしまっていないか確認してみましょう。
また延長ケーブルを使っている時は延長ケーブルの先が抜けていたりする可能性も考えられます。
安い延長ケーブルなどを使っている場合だと劣化して接触不良などになっている可能性も考えられます。
まずは確実に電気のきているコンセントに延長ケーブルなしで刺してみて、充電できるか確認するようにしましょう。
充電器は充電されているか
もしコンセントに直接刺して充電せずに充電器を通じて充電している場合は、その充電器の電気が空になっていないか確認してみましょう。
多くの充電器には残量を示してくれるランプが付いていたりディスプレイで残量を表示してくれたりするので、それらで充電器の残量を確認してから充電することが大切です。
またこの方法で充電する場合、メーカーの指定外のものを使用しているために充電できないという可能性も考えられます。
まずはメーカー指定の方法で充電できるか確認してみましょう。
既にフル充電になっていないか
時々あるのが既に充電したことを忘れていて充電しようとしてできない場合です。
電子タバコなどに使われているバッテリーには充電できる容量に上限があるので、フル充電されている場合に更に充電しようとしても充電することはできません。
フル充電時にはランプの色が変わったり、充電ランプが消灯したりなどフル充電を知らせてくれる機能が備わっているものがほとんどですので、既に充電されていないかも確認するようにしましょう。
他に考えられる勘違いを疑ってみる
特に初めて使うときなどは刺すケーブルを間違えていたり、刺す場所が違っていたりなどという根本的間違いが非常に多いものです。
正しく接続していたと思っていても勘違いしてしまっている可能性もあるので、もう1度説明書などを見返してみてゆっくり落ち着いて再度確認してみてください。
次に疑うのは本体以外
コンセントにもちゃんと刺さっているし、充電器もフル充電になっているのに充電できないような場合は、いよいよどこかしらが不具合を起こしている可能性も考えていく必要があります。
電子タバコによっても違ってきますが、例えばUSBで充電するタイプのものならUSBケーブルが他の機器で充電したり使用することが可能かどうかを試してみたりするという手があります。
またその他にも充電できない場合に考えられる本体以外の可能性としていくつかあるので、下記項目を参考にチェックしてみてください。
パソコンを通じて充電している場合に考えられる可能性
・パソコンの電源が入っているか
パソコンのUSB端子を使って充電する場合は、パソコンに電気がきていないと充電できないのでパソコンの電源をONにしている必要があります。
パソコンの電源がOFFの時はONにして充電できるかチェックしてみてください。
・パソコンのUSB端子は問題ないか
パソコンのUSB端子と一言でいっても色々なタイプがあり、USBケーブルが刺さるからといってどれでも充電できるとは限りません。
またパソコン側のUSB端子(凹)が壊れてしまっている可能性も考えられます。まずは他の機器を接続してみて充電できるか確認してみましょう。
・パソコンにあったUSB端子を使っているか
USBにはタイプがいくつかあり、最新のケーブルがPCに対応していなかったり電子タバコに対応していないため認識できなかったりする可能性も考えられます。
特に電子タバコだけ最新でPCがとても古い場合や、その逆の場合などでは両方に合うUSBケーブルを使わないとならない可能性も考えられます。
一度両方の端末の対応しているケーブルを確認してみることをおすすめします。
ケーブルが不具合を起こしている
通常通りの使い方で使っていればあまり起きるものではありませんが、ケーブルが断線してしまっているため充電できない可能性は考えられます。
電気が通っているか確認できる導通チェックテスターなどを持っていればそれを使って断線しているかどうかチェックしてみてください。
またケーブル内だけでなく、接続部分が劣化していたり接触不良になっていると機器を認識できていなくて充電できない可能性は考えられます。
特にコンセント側ではなく本体側が汚れていたりすると認識できない場合が多いので乾いた布などで汚れを落としてから接続して確認してみてください。
それでも充電できない場合に本体を疑う
自分の勘違いなどでもなく、ケーブルも壊れていないものを正しい方法で接続しているのに充電できないという場合に考えられるのが、本体の不具合が原因で充電できなくなってしまった可能性です。
そしてそれでも充電できないという場合は、自分でなんとかしようとせずにメーカーに問い合わせをしてみたり修理の依頼をしてみることがおすすめです。
電子タバコは熱を発するものなので、自分で分解などをするのはとても危険です。
下記のチェックポイントを試してみて駄目な時は、がんばろうとせずに問い合わせしてみてください。
少し温めてみる or 冷やしてみる
冬の寒い時期の氷点下以下になるような地域では、端末が凍ってしまっているので認識できない場合があります。
また反対に、夏のとても暑い日の高い気温の地域などでは充電することで機器が熱くなりすぎて危険になる場合は、あえて充電できないようにシステムが設定されている可能性もあります。
基本的に取扱説明書には使用環境(温度)の記載がなされているので、指定の環境内で使うようにしましょう。
また充電だけでなく使用する際も、夏や冬は電子タバコ本体の温度にも注意するようにしましょう。
掃除・メンテナンスしてみる
本体が汚れていたりホルダーにホコリなどが詰まっている場合も充電できない時があります。
充電できない時は焦って色々余計なことをしがちだったりしますが、まずは落ち着いてしっかり接続できてるかを確認して、本体に問題がないかチェックしたら、本体のメンテナンスを行ってみてください。
汚れを取り除くことで本体が正常に動作するようになり充電できるようになる可能性は高いです。
【関連記事】 リキッド式電子タバコVAPEの掃除・メンテナンスの方法