爆煙を体験したい方へ!電子タバコとオーム(抵抗値)の関係性と注意点

爆煙を体験したい方へ!電子タバコとオーム(抵抗値)の関係性と注意点

タバコから電子タバコに切り替えた人の中には、煙の量が物足りないと感じる人もいます。

もちろん、電子タバコのメーカーによっても煙の量がかわりますが、よりマニアックにカスタマイズなどを楽しもうとするとメーカー違いだけでは物足りなくなります。

いわゆる爆煙と呼ばれるほどの煙を味わいたいのであれば、オーム(抵抗値)について知ることが不可欠になります。

オームを知れば、どのようなカスタマイズを加えれば煙の量が増えるのか、どのように組み合わせるとデメリットが出るかもわかるようになるからです。

市販の電子タバコにもの足りなさを感じる人もチェックする価値があります。

煙の量で電子タバコを選ぶ人は珍しくない

煙の量で電子タバコを選ぶ人は珍しくない

煙の量で電子タバコを選ぶ人は珍しくなく、ヘビースモーカーが禁煙や減煙を目指す際の一つの目安にもなってきます。

味は香りは別として煙の量が出なければ吸っているという感覚がない人や、煙の量が多いことで安心するという人もいるからです。

タバコの成分だけでなく精神面への影響は強く、なんとなく電子タバコを持っているだけでも落ち着くという人もいます。

メーカー側も煙の量が重要なことがわかっていますが、余りに量を増やしてしまうとむせてしまって吸えない人が出る可能性なども考えます。

そのため電力などで煙の量を調整できるようにしている電子タバコも存在するのですが、よりマニアックに追及するならコイルのオームに注目する必要があるのです。

コイルのオーム(抵抗値)で煙の量が変わる

電力を変えることで煙の量をかえることができる電子タバコは存在しますが、より深く追求していくとコイルのオーム(抵抗値)が重要になることがわかります。

これは同じ電力でもオームが低いほど熱が発生し、煙が出る量が増えるからです。

コイルの大きさも重要で、コイルが大型でオームが低ければ単純にリキッドを気化させるスピードが上がって煙の量も増大します。

煙の量が物足りないと感じる場合はオームを低くしていくと満足感を得やすいのです。

爆煙を生み出すためのオームの目安は?

爆煙を生み出すためにはオームの低いコイルユニットが必要になります。

電子タバコのコイルは交換式を採用しているものが多く、メーカー以外からカスタマイズ用のパーツが販売されていることもあります。

信頼性はそれぞれの製造会社のブランド性などに依存しますが、まずは1オーム未満のサブオーム帯のコイルユニットを利用するのが基本になります。

オームが1未満であることが爆煙を生み出す基準になるのです。

また、下げれば下げるほど良いというものではなく、熱量が上がることによって味や香りが飛びやすくなるというデメリットも存在します。

煙の量だけでなく、吸い心地のバランスをとることも大切になるのです。

オーム以外にも煙の量に影響する要素は多い

オーム以外にも煙の量に影響する要素は多い

オームを下げるのはわかりやすく煙の量を増やす基本になります。

コイルユニットを大型化するのもその一環ですが、ただコイルユニットを交換しただけでは煙の量がそれほど増えないケースも存在します。

原因として考えられるのが電力の不足や煙の通りの悪さです。

オームが低い大型のコイルを十分に機能させるためにはそれに見合った電力が必要にあります。

電力を確保するためには大容量のバッテリーなどが必要になる可能性があり、機能を十分に満たせる本体が必要になります。

また、吸い込み口が狭いなど煙の流れが悪い環境であればそれだけ一度に吸える煙の量も減ってしまいます。

オーム以外にもチェックすべきところは多いのです。

コイルユニットを生かすためには電源の確保が必須に

オームの低いコイルや、大型のコイルを機能させるためには電力の確保が必須になります。

電力の調整ができない廉価版の電子タバコの場合は、大型のコイルなどを満足に機能させることが難しいのです。

基本は電力の調整が可能な、高級タイプの電子タバコを利用することです。

本体価格が大幅に違うこともありますが、爆煙のためならと割り切る気持ちも需要になってきます。

吸い込み口までの煙の通りも重要になってくる

吸い込み口までの煙の通りも重要で、煙の通り道が少なければそれだけ煙の量も制限されます。

電子タバコの中には爆煙のために空気の流れ(エアフロー)を二つ以上確保したパーツも存在し、パーツの入れ替えをセットにして考えるのも一つの手段となっています。

単純に煙の通り口が広いパーツに入れ替えるのも一つの方法です。

パーツの規格もしっかりと確認する

どれだけ良いパーツを揃えても、組み込みができなければ理想を実現することができないのがポイントです。

多くの電子タバコは世界規格といわれる510規格の口金を利用していますが、中には独自の規格を採用していて互換性がないものも存在します。

パーツの互換性が確保できなければカスタマイズができないため、そもそもカスタマイズに向く電子タバコとそうでない電子タバコがあることにも理解が必要です。

コイルユニットの自体がフレーバーリキッドのタンクと一体化したカートリッジ式などは、カスタマイズ自体が不可能になります。

爆煙にすればリキッドの消費が激しくなる点に注意

爆煙にすればリキッドの消費が激しくなる点に注意

爆煙にするということは、それだけリキッドを気化させて大量に消費するということでもあります。

結果的にコストパフォーマンスが悪くなってしまうこともあるため、コストがかかることはしっかりと割り切る必要があります。

また、リキッドを充填するアトマイザーの容量が小さくなれば一度にすえる回数の制限も大きくなります。

爆煙を味わいたい場合は頻繁な補充が不要な大容量のアトマイザーを選択する必要があります。

透明なタンクにしないと残量がわらずに空焚きする恐れも出てくる可能性も存在し、しっかりと気を使った方が良いのです。

リキッドの消費が激しいことは割りきりが必要になる

爆煙を味わうということはリキッドの消費が激しくなるということです。

リキッドの消費が激しければ節約という言葉は遠ざかるため、割り切って使うことも大切になります。

頻繁に吸うクセがつけばタバコよりもお金がかかる可能性もゼロではなく、どこまで費用を受け入れられるかも大切になってくるのです。

節約意識がある場合は無理に改造しないのも方法で、少しずつ煙の量が少ない状態に慣れるのもおすすめです。

コストパフォーマンスが高いリキッドを探すことも重要ですが、輸入品の場合はニコチンなどが含まれているケースもあるため、用途に応じて使い分けや厳選が必要になります。

薬事法の関係で日本で市販されているものはニコチンが含まれないようになっていますが、個人輸入の場合はニコチン入りのリキッドも購入が可能なのです。

大容量のアトマイザーを準備することも大切に

大容量のアトマイザーは爆煙を味わうための必須アイテムになっています。

高級タイプの電子タバコは大容量のアトマイザーがセットになっていることが多く、それほど意識しなくても不便がないこともあります。

ただし、リキッドを充填するアトマイザーも消耗部品の一つで、いずれ交換が必要になるのがポイントです。

長く使う場合は腐食する恐れがない大容量のガラス製アトマイザーなども用意し、使い分けていくのも一つの方法なのです。

リキッドが切れたらしばらく吸わないといった習慣づけに使うこともできます。