電子タバコに乗り換えてみたいんだけどリキッドって何?という方も多いのではないでしょうか。
そもそも電子タバコとはアトマイザーと呼ばれるタンクに、リキッドを入れ気化させた蒸気を吸って楽しむものです。
吸入するので体に入ってくるわけですからその成分も気になってきますよね。
またリキッドには種類が多く自分の好みに合ったフレーバーを選ぶことができます。
そんな方のために選ぶ際のポイントやおススメのリキッドも調べてみました。
ただし日本ではニコチンを含んだリキッドの販売は禁止されているので、喫煙者にとっては物足りないと感じる場合もあります。
そんな時の対処法も紹介しているので、これから電子タバコを初めてみようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
リキッドって何?成分や健康面への影響は大丈夫?
「VAPE(ベイプ)」と呼ばれる電子タバコですが、その魅力はやはり豊富なリキッドではないでしょうか。
日本で販売されている電子タバコのリキッドはニコチンやタールを含んでいません。
フレーバーの種類や配合されている成分・香料により味や香りが違ってきます。
自作することもできるので自分だけのオリジナルフレーバーを作るなんてことも可能なんですよね。
そこで成分や健康面の影響を調べてみたので紹介します。
どんな成分が含まれているの?
- プロピレン・グリコール(PG)
- 植物グリセリン(VG)
- 香料
- 精製水
- ニコチン(日本国内では含まない)
上記の5つの成分により構成されています。
日本ではニコチンの含まれているリキッドは販売が禁止されているので、国内で販売しているものはノンニコチンに限られます。
PG・VG・香料の3つにより「味」や「煙」の量が調節されています。
簡単に成分の説明をすると、プロピレン・グリコールはうどんやそば、おにぎりなどに含まれる食品添加物です。
無色透明で味やにおいがないアルコールの1種で、防腐効果があり水に完全に溶ける特性があります。
植物性グリセリンはヤシの実などの植物油から作られる、粘り気のあるアルコールの1種です。
加熱式タバコでも使用される成分で、マーガリンやお菓子などにも含まれています。
香料についてはリキッドの香りを決める重要な成分になります。
主成分は基本的に食品に使われているものばかりを使用しているので安全性は高いです。
健康面の影響は?
リキッドに使用されている主成分は、食品や薬品などに使われているものばかりです。
加熱すると白い蒸気を発生させる特性があります。
コンサートなどで使用されるスモッグも実はこれらの成分によるものです。
どれも食品レベルの成分なため大量摂取をしなければ体に悪影響はないと考えられています。
しかし、電子タバコ自体の歴史が浅いため使用は自己責任による面が大きくなります。
初心者でも安心!選び方のポイント
優れたものから粗悪品まで様々な電子タバコが存在し、選ぶ際にもポイントがあります。
リキッドの種類は非常に多く、初心者なら何を選んだらいいか迷ってしまいますよね。
国内産でも海外産のものでも有名メーカーの製品であれば安全性に問題はありません。
フレーバーや好みの問題もあるので初心者の方は国内産のリキッドを選択すれば失敗も少ないので安心です。
ただ海外タバコを愛煙してた方は海外メーカーのものをチャレンジしてもいいかもしれません。
電子タバコ専門店や、大手通販サイトでも取り扱いがあり比較的簡単に入手ができるのも魅力のひとつです。
また専門店なら数百種類のリキッドを取り扱っているので、自分好みのフレーバーがきっと見つかりますよ。
代表的なフレーバーの味を紹介
リキッドの味は大きくわけて5種類あります。
- フルーツ系
- デザート系
- 飲料系
- 清涼系
- タバコ系
どうやって自分の好きなリキッドを見つけるのか?
店頭で試し吸いをするのが一番です。ただ家に帰ってみて実際吸ってみたら違う味わい感じることも多々あります。
リキッドの味わいは本体の出力ワット数や蒸気発生させる内臓コイルによって変わってしまうからなんですね。
初心者の方は、本体一式がセットになったスターターキットから初めてみるのもおすすめです。
1つは持っておきたいミントフレーバー
非喫煙者の方が電子タバコを始める場合は甘いフレーバーを好みます。
しかし喫煙者の方が電子タバコに乗り換えた時、その味を受け入れるのは難しいですよね。
そんな時役に立つのがメンソールのリキッドです。
1~2滴加えるだけで味を整えてくれるので、いまいちと思ったリキッドも美味しく吸えるようになる場合は多くあります。
国内製と海外製では大きく味が異なるので、自分で試してみて好みの方を選びましょう。
特徴としては、国産はメンソール感は少なく自然なミントに近い。海外製のものはミントよりもメンソールに近い感じです。
メンソール感が強いとミックスした時にケミカルな味わいが強くなり好みが分かれるようです。
一方ミント系の場合は、フレーバーの影に隠れがちになるので量の調整が必要です。
また、国産の場合は柑橘系のフレーバーにミントが入っている場合が多いので、それを基準にするとミックスしやすいですよ。
電子タバコに慣れてきたら
喫煙者の方で電子タバコに慣れてきたら、ニコチンリキッドを試したいと思う方も多いはずです。
しかし国内ではニコチンが含まれるリキッドの製造・販売は禁止されているので通常の方法では手に入れることは難しいです。
ニコチンリキッドの入手方法は現在では海外から個人輸入する方法しかないんです。
個人輸入の方法は2通りあるので自分に合った方を選びましょう。
- ニコチン入りフレーバーを海外から個人輸入する
- ノンフレバーのニコチンキッドを個人輸入する
初心者の方が個人輸入と聞くと多少不安に感じるかもしれませんが、購入代行などは余計なトラブルが発生する可能性があるので個人輸入が一番安全です。
ニコチンリキッドを買う際の注意点
ニコチンリキッドには「ノンフレーバーのニコチン原液」と「フレーバー付きのニコチンリキッド」の2つがあります。
ノンフレーバーの方はニコチンリキッドを自作する時に使用するもので、知識がない初心者の方にはおすすめできません。
自作に慣れてない初心者の方は無理をせずフレーバー付きのニコチンリキッドを購入しましょう。
フレーバー付きならすぐに使用できるだけでなく、安定したニコチン量を楽しむことができます。
ニコチン入りのリキッドを販売しているところとして有名なのは、「VOLCANO(ボルケーノ)」です。
ニコチンリキッドを自作する時の注意点
ニコチンには強い依存性があるため用量を守って使用することが重要です。
また体に悪影響を及ぼす原因にもなりますので使用は自己責任が必要になります。
初心者の方がニコチンリキッドを自作する場合は、低濃度のニコチンリキッドから自作していきましょう。
ニコチンの濃度は徐々に濃くしていくことで自分好みの濃度を見つけることができます。
最終的には自分好みのニコチンリキッドを作ることも可能なのでぜひ色々試してみてください。
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