最近の健康志向ブーム、嫌煙ブームの流れで電子タバコが大人気です。
特にJTから販売されているプルームテックの人気はすさまじいものでした。
一時期はあまりの人気で製造が追いつかないということで、公式ホームページでの抽選やプルームテック公式ショップでしか手に入らないということもありました。
このプルームテックとはいったいどんな製品なのでしょうか?そしてこれほどまでに人気の理由とは?
今回はそんなプルームテックについて詳しく調べてみました。
プルームテックの口コミ
プルームテックは吸ったときのキック感が少なく、少し物足りなさがありますが吸いたい時にすぐ吸えてサッとしまえるので大変重宝しています。
また臭いも少ないので仕事の営業車でも吸う事もできてとても助かっています。
最近の禁煙ブームでタバコを吸う場所がどんどんなくなっており、ヘビースモーカーである私はストレスが溜まる一方です。
そんなときプルームテックは比較的場所を選ばずに吸うことができますから気にいっています。
これまでアイコスを吸っていましたが、家の中や車で吸うと意外と臭いが残り、嫁や子供にたいへん不評でした。
プルームテックは全く臭いが残らないので嫁も子供も大喜びです。
自宅では部屋の中でタバコを吸えないためベランダに出て吸っていますが、雪国なので冬になると非常に寒く、凍えながら吸っていました。
プルームテックなら自分の部屋で吸ってもヤニも臭いも付くことがないのでとてもありがたいです。
同僚がタバコを吸うのですが、彼はヤニで歯が汚くなってたり息が臭かったりでひそかにとても気になっていました。
そんな彼もプルームテックに変えてからは口臭がなくなり会話するのが苦痛でなくなりました。
プルームテックの特徴(煙の量・におい・使用感など)
まずはプルームテックの概要から見ていきましょう。
プルームテックとは?
プルームテックは日本たばこ産業、JTが製造販売している新型の加熱式の電子タバコです。
プルームテックは本体内部に内蔵された綿に染み込ませてあるグリセリンを付属のバッテリーのエネルギーによる熱で水蒸気化させます。
そして、本体先端に取り付けた粉末状のタバコ葉を仕込んである「タバコカプセル」内のニコチンを、その水蒸気を利用して吸引する仕組みになっています。
プルームテックは煙や嫌な臭いは出る?
プルームテックを吸う工程において発生する煙は吸ったあと吐き出す時に口から出る水蒸気のみ、それ以外の時は本体からも全く何も出ないのです。
そしてこの吐き出す水蒸気ですが、全く何の臭いもしないのです。
プルームテックはタバコ独特の嫌な臭いが出ないにもかかわらず、しっかりとニコチンだけを摂取することができます。
プルームテックのサイズ、重さは?
プルームテック本体はボールペンサイズでとても軽量です。
その他の電子タバコは紙巻きたばこのように指の間に挟む持ち方をすることは難しいですが、プルームテックなら紙巻きたばこと同様に2本の指で軽々と挟むことが可能です。
プルームテックのフレーバー
プルームテック本体先端に取り付けるタバコカプセルのフレーバーは全部で10種類(2019年8月時点)。
メビウス | レギュラー |
メンソール | |
レッドクーラー | |
ブラウンアロマ | |
パープルクーラー | |
ミックスグリーンクーラー | |
ピアニッシモ | ストロベリーマンゴー・ピンククーラー |
アリアメンソール | |
レモンティーゴールドアロマ | |
パイナップルピーチ・イエロークーラー |
カートリッジ一箱につき250回吸える、という認識です。
プルームテックのカートリッジ一箱にはこれらのタバコカプセルが5つ入っており、カプセル1つにつき50回吸うことが可能です。
プルームテックと他の加熱式タバコの違いについて
プルームテックと他の加熱式たばことの違いを見ていきましょう。
例としてライバル製品であるアイコスと比較してみます。
プルームテックがグリセリンを水蒸気にし、その水蒸気を間接的に利用してタバコカプセル中のニコチンを吸引するのに対し、アイコスはグリセリンを含ませたタバコ葉を直接ブレードで過熱し、発生する水蒸気を吸います。
タバコ葉を直接過熱する、という点ではアイコスの方が紙巻きたばこにより近い吸い心地と言えるでしょう。
しかしその仕組みより、アイコスはタバコ葉を熱したときに発生する独特の臭いがでるのです。
続いて操作性についても見ていきましょう。
アイコスを吸い始める時には、充電器から本体を取り出し、ヒートスティック差し込み、スイッチを入れた後ヒートスティックが加熱されるまで数分待ちます。
一方プルームテックは、吸いたいと思った時すぐ吸い始める事ができます。
アイコスは吸い終わるとヒートスティックを本体から取り外し処分する必要がありますが、プルームテックにはその必要はありません。
吸い終わったらそのままポケットにしまうだけです。
またアイコスの場合、定期的な清掃とメンテナンスが必要であり、それが煩わしさの原因でもあります。
しかしプルームテックはメンテナンスは一切不要、気軽に使用することができるのです。
プルームテックを使用するにあたりなにより特徴的なのが、「吸い終わり」という概念がないことでしょう。
アイコスでは一度セッティングしてスイッチをいれると、規定の回数分吸い終わるまでスイッチを切らない限り途中でやめることはできません。
また途中でやめてしまった場合、その時吸っていたヒートスティックは再利用できません。
ところがプルームテックは、いつでも自分が辞めたい時に吸い終わることができるのです。
もちろん、その後しばらく経ってから吸う時もそのまま吸い始めることができます。
プルームテックでは、これまでのタバコのように「一本分吸って辞める」ではなく「好きなだけ吸って気が済んだら辞める」というスタイルで楽しめるのです。
プルームテックはどういう人にオススメ?
プルームテックは特にどんな人におススメでしょうか?
プルームテックがおススメの人は、「これまで紙巻きたばこを吸っていたが、健康のためにそろそろ本気でやめたい」と思っている人です。
タバコをやめるためには禁煙外来に通ったり、薬局でニコチンパッチを購入する、という方法もありますが、タバコを吸う人にとっては非常にハードル高し。
ニコチンを体が欲しているのももちろんですが、煙を吐き出す、という行為に癒しを感じているのも事実なのです。
ニコチンも摂取できますし、しっかり煙(水蒸気)も出るため、慣れてしまえばそれほどつらい思いをすることなくスムーズに置き換えることができるでしょう。
プルームテックの使い方について
プルームテックのスターターキットにはバッテリーとACアダプター、USBチャージャーが入っています。
プルームテックを使用するためにはバッテリーを充電する必要がありますが、フル充電には約90分程度かかります。
充電が完了したら、バッテリーにカートリッジとタバコカプセルを装着すれば準備は完了。あとは吸うだけです。
プルームテックにはスイッチはなく、先端についているLEDが点灯するまでゆっくりと大きく息を吸い込むことで電源が入ります。
そしてプルームテックは吸い終わりも簡単。ただ吸うのをやめる、それだけです。
吸い殻も灰も出ないので汚れる心配も火事になる心配もありません。
吸い終わったら胸のポケットにでもスッとしまいましょう。
タバコカプセルに既定された回数(約50回)を吸い終わると、先端のLEDが点滅します。
そうなったらタバコカプセルを新しいカプセルに交換しましょう。
プルームテックの料金について
プルームテックスターターキットはJTのサイトや公式ショップ、コンビニエンスストアなどで販売されています。価格は税込み3,000円です。
各種フレーバーはタバコカプセル5個とカートリッジが1本入って460円です。
一度スターターキットを購入すれば、その後は普通の紙巻きたばこと変わらない値段でプルームテックを楽しむことができます。
プルームテックを使う際の注意点
プルームテックのタバコカプセルは規定通り50吸いで交換しましょう。
プルームテックのタバコカプセルは吸い終わるとLEDが点滅するのですが、しばらくすると味は少し薄くなるもののまた普通に吸えてしまうのです。
このような使い方をすると最終的にタバコカプセルが余るわけですが、それはすなわちカートリッジを完全に使い切ってしまったという事です。
これはカートリッジ内にリキッド(グリセリン)が残っておらず乾燥した状態であり、空焚きの原因となります。
プルームテックは紙巻きたばこと比べて有害物質を大幅に削減していますが、空焚きをするような使い方を想定していません。
吸い終わりを教えるLEDが点滅してもまだ吸えるような気がして、交換するのはもったいないと思ってしまいがちですが、きちんと使用方法を守って正しく使用しましょう。
プルームテックの総合評価
プルームテックの最大の売りは、なんといっても「煙が出ず、タバコのにおいが全くしない」ということです。
アイコスやグローなどの電子タバコは臭いが少ないと言ってもやっぱり独特の臭いがします。
タバコを吸わない人にとってはこれらの電子タバコの出す臭いも非常に気になるものです。
紙巻きたばこほどではないものの、締め切った部屋の中で吸うとしばらく臭いが残ってしまいます。
ところがプルームテックは本当に全くタバコのにおいがしません。
電子タバコは紙巻きたばこをやめたい、または本数を減らしたいと本気で考えている人にピッタリです。
その中でもプルームテックは、その取り扱いの気軽さと臭いの少なさからベストな選択肢と言えるでしょう。
始めのうちは慣れないスタイルで抵抗があるかもしれませんが、スターターキットもそれほど高価なものではありませんし、一度試しに購入してみることをお勧めします。