パルズは世界4位のタバコメーカーであるインペリアル・タバコ・ジャパンが販売する電子タバコです。
2019年春に発売されたばかりの新商品で、アイコスを改良したいくつかの機能を備えている優れものの加熱式電子タバコです。
iDスティックという専用のタバコスティックを使用するのですが、アイコスに使用するマールボロよりも価格が安く設定されており、経済的にも恩恵がある電子タバコです。
パルズの口コミ評判
アイコスが連続使用できないことに以前から不満に思っていてパルズを購入してみました。
連続使用ができて便利ですし、タバコスティックも安価に購入することができるのでとても満足しています。
連続使用がしたいので今までグローを使用していたのですが、かさばってポケットに携帯しにくかったので、ペンのような形をしていて持ち運びやすいパルズを購入してみました。
スーツの裏ポケットにすっきり収納できるので満足しています。
アイコスを使っていたのですが、紙巻きたばこにないにおいが気になっていて、パルズだとそのにおいがないという口コミを聞いてパルズを購入しました。
確かに電子タバコ独特のにおいはしていない気がします。
子供がいてアイコスに触って危ないと感じることが何度かあったので、セーフティー機能がついているパルズを使うことにしました。
子供がいるところにパルズを放置していても動かないという安心感があって、とても助かっています。
温度調節機能が気になって購入してみました。ただあまり違いが分かりません。それよりも30秒延長機能が助かります。
よく喫煙のタイミングを逃すので、この延長機能のおかげでなるべく無駄なく吸うことができます。
パルズの特徴は?
パルズの特徴はまず高温加熱式電子タバコであるということです。
加熱温度は標準モードでは345℃、エコモードでは315℃です。
アイコスの場合は加熱温度は350℃で、最高温度はほとんど変わらないのですが、エコモードは存在せず温度調節はできません。
パルズはこのように高温加熱式電子タバコでありながら、温度調節が二段階でできて、ニーズに応じて使い分けることができる特徴があります。
また、アイコスの場合はタバコスティックを差し込んで吸引に使うホルダーと充電のためのポケットチャージャーが別々になっているのですが、パルズはホルダーとバッテリーが一体となっています。
これは同じ高温加熱式タバコのグローやプルーム・エスも同じなのですが、パルズの形状はグローやプルーム・エスのようにごろんとした感じではなく、アイコスのホルダーのようにペンのような形状になっています。
つまり、パルズの本体はアイコスのようにスタイリッシュなすっきりとした見た目と、グローやプルーム・エスのようなホルダーとバッテリーが一体となった利便性が共存する、いいとこどりの高温加熱式電子タバコと言えます。
バッテリー内蔵なので連続使用も可能で、20回の連続使用ができます。
また、パルズは加熱方式にも特徴があります。
パルズの加熱はヒートピンという押しピンのような突起のある板によって加熱されます。
このヒートピンがタバコスティックに熱を伝えることで、タバコの成分が気化する仕組みとなっています。
パルズと他の電子タバコとどう違う?
パルズは高温加熱式電子タバコということで、高温でタバコ成分を気化させるため、紙巻きタバコに近い吸いごたえを実現しています。
それでも紙巻きたばこに比べると吸いごたえは劣ります。
また、同じ電子タバコの中でもリキッドタイプに比べると蒸気の量が少なく吸いごたえの面では物足りなさを感じます。
低温加熱式のプルームテックやプルームテック・プラスよりは吸いごたえがあり、同じ高温加熱式のアイコス、グロー、プルーム・エスと同等の吸いごたえと言えます。
ただ、高温加熱式の電子タバコ使用時に感じる、独特のにおいがパルズでは気になりません。
つまり、吸いごたえはそのままで、高温加熱式の電子タバコの欠点である独特のにおいの発生を抑制した電子タバコと言えます。
また、パルズには延長モードという機能がついています。
この延長モードは、加熱中に他のことに気を取られてうっかり喫煙するタイミングを過ぎていた時に使える機能です。
このような時にこの機能を使用することで喫煙時間を30秒間延長することができます。
これは他の高温加熱式電子タバコにはない機能で、パルズを使うメリットの一つと言えるでしょう。
さらに、セーフティ機能という機能がついています。
この機能はボタンを5回連続で押すことによって、パルズにロックがかかって加熱が開始されない状態になる機能です。
その他、ここまでで紹介してきた標準モードとエコモードの二段階で温度調節ができる温度調節機能が他の加熱式電子タバコにはない特徴で、20回の連続使用ができることもアイコスよりも優位性を持つ部分と言えるでしょう。
パルズはどういう人にオススメ?
まず、同じ高温加熱式電子タバコであるアイコスで連続使用ができないことに、不満を持っている方にパルズをオススメします。
アイコスのホルダーのようにスティック形状でスタイリッシュさを保ちつつ、バッテリーを内蔵しているところがパルズの優れている部分です。
従来からあったグローやプルーム・エスも連続使用できましたが、どうしても大きなサイズで持ちにくさがあり、スタイリッシュさもかけるので、それが嫌でアイコスからグローやプルーム・エスに変えることができなかった人にはパルズはオススメの商品です。
また、グローやプルーム・エスを使用しているものの、ごろんとした形状に不満を持っている人も、パルズに変えるといいかもしれません。
また、タバコスティックの価格に不満を持っている人にもパルズをオススメします。
パルズに使用するタバコスティックであるiDスティックは通常のものが460円、カプセル入りの刺激が強めのスーパーカプセルタイプが480円となっており、他のメーカーより若干安い価格設定となっています。
さらにパルズでは高温加熱式電子タバコ独特のにおいを感じにくいので、他のメーカーのものを使用していてこの独特なにおいが気になっている方はパルズを試してみるといいかもしれません。
パルズの使い方について
まず、充電に関してですが、本体の底面にUSB Type-C端子があるのでこれに接続することで充電することができます。
本体のボタンの近くには4つのランプがついており、これが4つとも点灯すると充電が完了したことを意味します。
スティックを差し込んだら、本体のボタンを1回押して本体の電源をONにします。
さらに、もう一度ボタンを押すとパルズ本体が振動して加熱がスタートします。
この2回のボタンプッシュは間髪を入れずに素早く行うようにしましょう。
加熱を開始後もう一度本体が振動すると加熱が完了した状態になります。
これで喫煙できる状態になります。
喫煙終了のタイミングが近づいてくるとまた本体が振動して知らせてくれます。
その後も吸い続けて再度本体に振動が起こったタイミングで喫煙終了となります。
ちなみに加熱温度の調整機能の使い方についてですが、電源をONにするボタンプッシュの後に続けてもう一度加熱開始のボタンプッシュをする際に、ボタンを押し続けて一度振動したタイミングでボタンを離すと標準モードに設定されます。
一方、二回目のボタンプッシュ後振動が起こってもそのまま押し続けておくとエコモードに設定されます。
パルズの料金について
パルズの本体価格は6,980円です。
ただし、パルズ発祥の地である福岡限定で新発売キャンペーンが行われており4980円で購入することができます。
パルズを使う際の注意点
まず、タバコスティックを本体にセットして加熱が完了して最初の2回ぐらいの吸入では蒸気があまり出てきません。
また、タバコスティックをパルズ本体にセットする際に本体のピンに差し込みますが、あまり力を入れすぎるとピンが折れたりして故障の原因になるので、無理に押し込まず軽い力で押し込むようにしましょう。
パルズの総合評価
このようにパルズはアイコスのスタイリッシュな感じ、グローやプルーム・エスの連続使用できる長所をいいとこどりしたような製品です。
今まであった製品に不満がある場合には、全ての高温加熱式電子タバコのいいところを結集させた最新式のパルズに変えることを検討してみればいいでしょう。
また、タバコスティックが安いなど経済的メリットも期待できます。