禁煙することで得られる効果・メリットとは?様々な禁煙方法

禁煙することで得られる効果・メリットとは?様々な禁煙方法

最近はほとんどのお店に『禁煙』の張り紙があり、灰皿を置いている飲食店も少なくなってきています。

それでも吸いたいと思い、美味しいお店よりもタバコを吸えるお店を選んでしまうのが喫煙者の性ですよね。

タバコが体に害になると知りつつも吸ってしまうのは、単純にニコチンへの依存だけでなく癖や生活習慣だったりもします。

だからこそ、止めようと思ってもなかなか止められなかったり、一時的に断っていたのにまた吸ってしまったりするものです。

ということで今回は禁煙にスポットをあてて、喫煙者がタバコを止める事で得られるメリットや止め方についてご紹介したいと思います。

禁煙することで得られるメリットは?

禁煙することで得られるメリットは?

喫煙している人というのは実は禁煙している人よりも、禁煙することで得られるメリットを知っているものです。

というのも、日本は喫煙者に対して様々な面で非常に冷たい国だからです。

喫煙者の中には「法律で禁止されておらず『吸っていい』とされているものなのに、何故そんなにも敬遠するんだ」と思われる方もいらっしゃると思います。

それは『タバコが決して体にいいものではないから』です。

喫煙されている方ならご存知かと思いますが、喫煙者は禁煙者に比べてガンにかかる可能性が非常に高くなります。

またそれ以外にも肺の病気だったり呼吸器官の病気にかかってしまう可能性も非常に高いです。

だからこそ禁煙しようという傾向が強くなっています。

周りの人のためにという意味もありますが、もしタバコを止めようと思ったら一番は喫煙者自身のためだということをまず理解しなければなりません。

また体以外にも、タバコを止めることで得られるメリットはたくさんあります。

お金が貯まる

特にここ数年のタバコの値上がり方は目を見張るものがあります。

喫煙者の気持ちなんて考えてないだろうなんて思ってしまうような勢いで、どんどん高くなっていってますよね。

タバコを止めることによって、そのお金が全部必要なくなります。

体の変化などはあまり実感しにくいですが、お金の変化は目に見えてわかるメリットなのでわかりやすいです。

アンチエイジング効果を得られる

これは特に女性なら詳しい方もいらっしゃると思いますが、タバコは美容の天敵だといわれています。

タバコを吸うことで美しい肌を作るためのビタミンやコラーゲンなどの物質を破壊してしまったり、血のめぐりも悪くなるので肌が荒れやすくなってしまうのです。

禁煙することで徐々にこれらは解消されていくので、喫煙時よりも自然と肌が若々しくなっていきます。

部屋が汚れない

喫煙者の生活している部屋はよく見ると白い壁などが黄ばんでいます。

これは白い壁にタバコのヤニがこびりついてしまうからです。

空気清浄機を使ったり定期的に重曹などを使って掃除することで対策は可能ですが、やはり完璧にとはいかないものです。

ヤニの掃除は簡単に行っただけでは除去できないため壁紙の張替えが必要になる場合も多く、賃貸物件などでは喫煙者は敷金が倍になっていたり物件によっては入居不可というものもあったりします。

禁煙者として生活できる

実は意外と大きいのが禁煙者として生活ができるということです。

喫煙している人にとって「禁煙車両」や「禁煙ルーム」は自分たちの入ることができない禁止区域です。

最近はカフェなどでも全席禁煙というお店が増えてきたこともあり、自由にタバコを吸うことができない場所が非常に多いです。

禁煙することでその苦しみが無縁のものになって、自由に好きな場所で食事をしたり制約のない快適な生活が送れるようになります。

禁煙の仕方の例

禁煙の仕方の例

実はこれを書いている筆者(私)も20年近くタバコを吸っていましたが、数年前にタバコを止めて禁煙に成功しました。

ということで次は、実際にタバコを止めようと思ったらどうすればいいかを経験を元に考えてみたいと思います。

私が行ったのは減煙をして徐々に本数を減らしていき、最終的に完全に禁煙にする方法です。

この方法のメリットは我慢していると感じずに徐々にタバコを遠ざけていけることです。

しっかりと本数を決める必要はありませんが、変えなければならない事と気をつけるポイントがあるので下記で解説していきます。

タバコを吸う場所を変える

ヘビースモーカーな人ほどいつでもどこでもタバコを吸えるようにしているもので、部屋に灰皿があるという人も多いと思います。

まずはそれを片付けてキッチンやベランダなど別の場所に行って吸うようにしましょう。

そうすることで部屋がヤニで汚れなくなるというメリットもありますし、タバコを吸いに移動するのが面倒くさいと思えるようになります。

たばこを吸うタイミングに注意

部屋で吸うことを止めたら、次はタバコを吸うタイミングに注意しましょう。

喫煙者の多くは自分の1日のサイクルの中である程度決まったタイミングでタバコを吸っていると思います。

そしてその多くが、タバコを吸いたくて吸っているのではなくて、いつも吸っているから吸っている場合がほとんどです。

値段も高くなって1本が貴重になってきた今だからこそ、なんとなく吸うのではなくて本当に吸いたい時だけタバコを吸うようにしましょう。

タバコを吸う時に「本当に今吸いたいのかな」と一回考えてみることがとても大切です。

禁煙の第一歩は電子タバコを吸うこと

禁煙の第一歩は電子タバコを吸うこと

上記のような方法で私はタバコを禁煙することに成功しました。

しかし、中にはそれでもなかなか止められないという方もたくさんいると思います。

自分でなんとか減らしたり止めたりする以外にも、禁煙外来を利用したり知人に喫煙を管理してもらったりするなど色々な禁煙の方法があるので、自分にあった方法を探してみると良いです。

また、最近注目されている禁煙の方法の1つとして『電子タバコを吸う』という方法があります。

私が行った禁煙の方法よりも更に自然な流れで禁煙できる方法で、吸いたい時に我慢せずに吸いながら減煙していくものになります。

従来のタバコよりも単価が安いので節約にもなりますし最終的には禁煙することもできるので、喫煙しているけどタバコを止めたいと思っている人には非常におすすめです。

電子タバコって何?

電子タバコは、プロピレングリコールや植物性グリセリンをベースに香料を混ぜたリキッドを加熱して出る水蒸気を吸い込む電気を使ったタバコです。

棒状のものやタバコの箱くらいの大きさのものなど色々なタイプがありますが、どれも小さくて携帯性も高く、バニラやマスカット、コーラやミントなど非常にバラエティに富んだ色々な味が楽しめるので若者を中心に人気があります。

電子タバコで禁煙できる理由は?

電子タバコには国産のものと外国産の2種類があります。

このうち国産のものは薬機法という法律によりニコチン入りのリキッドが使用できないため、タバコのような味のするものを代わりに使って作られています。

ですのでニコチンなどの依存物質が入っていないため、タバコを吸っている感覚だけを得ることができ、依存に苦しむことなく減らしていくことができるようになります。

ただし、電子タバコでも外国産のものは税金がかかっている立派なタバコなので、ニコチンなどが含まれています。

購入する際は確認するようにしましょう。

また、もし最初から国産のニコチンやタールの全くないものが厳しい場合は、一度外国産のタバコを経由することで楽に移行することもできます。